Search Consoleのデバイス別CTR比較|PC表示22%増でもクリック減

Search Consoleのデバイス別CTRを比較した実測図

Search Consoleの合計だけを見ると、2026年8月27日から9月2日は115クリック、4,304表示でした。前の7日間は120クリック、3,692表示です。表示が増えてクリックが減った理由を探す時は、ページやクエリに加えてデバイスでも分けると、改善対象を絞りやすくなります。

daimyouji.comでは、モバイルのクリックはほぼ維持されましたが、PCは表示が約22.2%増えた一方でクリックが約13.9%減りました。サイト全体のCTR低下を、すべての読者に同じ問題が起きたとは扱いません。

比較期間をそろえ、デバイス、ページ、クエリの順に確認する。原因はデバイス集計だけで決めない。
図1 比較の入口をそろえてから、対象を絞る。本文をもとに作成した説明図。

デバイス別の実測を先に確認する

デバイス直近7日前7日直近CTR
モバイル84クリック・2,656表示83クリック・2,345表示約3.16%
PC31クリック・1,620表示36クリック・1,326表示約1.91%
タブレット0クリック・28表示1クリック・21表示0%

PCの前期間CTRは約2.71%なので、相対では約29.5%下がっています。モバイルは約3.54%から約3.16%で、相対約10.7%の低下です。タブレットは母数が28表示と小さいため、1クリックの有無だけで施策を決めません。

表示回数とクリックの定義を混同しない

GoogleのSearch Console公式ヘルプでは、表示回数はGoogleでサイトへのリンクが閲覧された頻度、クリック数はリンクがクリックされた頻度、CTRはクリック数を表示回数で割った値と説明しています。

表示回数が増えたことは、同じ順位・同じクエリで露出が増えた証明ではありません。新しい検索語や低い順位での表示が増えても、合計表示は増えます。まずデバイス、次にページ、最後にクエリを同じ期間で組み合わせます。

PCだけ差が大きい時の確認順

PCで表示が増えたページ、検索語と平均順位、検索結果のタイトルと説明、導入・目次・広告の位置を順に確認する。変更は一要素に限定し、保存後に再取得する。
図2 PCの差を調べる確認順。本文をもとに作成した説明図。
  1. PCで表示が増えたページを抽出する
  2. そのページのクエリと平均順位を確認する
  3. 検索結果のタイトルと説明が疑問へ直接答えているか見る
  4. PC画面で導入文・目次・広告が本文を押し下げていないか確認する
  5. 一つのページにつき一要素だけ変更し、保存後に再取得する

今回のデータだけでは、タイトル、掲載順位、検索需要、検索結果の構成のどれが原因かは確定できません。PCのCTR低下は事実ですが、表示が増えたクエリの順位が低かった可能性も、検索結果で回答が完結した可能性も残ります。

サイト全体へ一括変更しない

PCのCTRが下がったからといって、全記事のタイトルや説明を一括変更すると、モバイルで維持できているページまで動かしてしまいます。私の運用では、Search Consoleで高表示のページを優先し、変更前の本文とSEOメタを残してから限定差分を適用します。

URL、canonical、公開日、公開状態を変える施策は、CTR改善と別の影響を持ちます。検索結果の文言を試す時は、URL構造まで同時に変えません。

7日と28日で判断を分ける

直近7日ではサイト全体CTRが3.3%から2.7%へ相対約18.2%低下しました。一方、28日比較ではクリックが401から460、表示が11,520から15,138へ増え、平均順位は11.8から11.7へわずかに改善しています。

短期のPC差は深掘り対象ですが、サイト全体を作り直す根拠ではありません。曜日差と検索需要を含む28日を確認し、ページ別の変化が続く場合だけ、タイトルや導入の一要素を試します。

まとめ:デバイス差から対象ページへ降りる

PCは表示1,620に増えながらクリック31へ減ったため、今回の優先確認対象です。ただし、デバイス集計だけで原因は決めず、ページとクエリへ降りてから変更します。検索データと問い合わせ導線を一緒に整理したい場合は、AIアフィリエイトコンサルをご確認ください。